世界青少年発明工夫展2022 受賞結果について

　発明協会では、次代を担う青少年の創造性開発育成に資するため、若き優秀な発明家を「世界青少年発明工夫展」に派遣しております。
　世界青少年発明工夫展(International Exhibition for Young Inventors ・略称IEYI)は、2004年の発明協会の創立100周年記念事業「未来創造フェスタ」の主要事業として開始しました。
　世界各国の青少年が製作した発明作品の展示・コンテスト等を通じて、青少年の創造性と国際感覚を養うことを目的として、毎年、開催国・地域を変えて開催しています。

　2020年度からは新型コロナウイルスの影響によりオンライン（ビデオ審査形式）で開催されており、本年度も25名が参加し、11月1日に受賞者が決定しましたのでお知らせいたします。

１．大会名　　世界青少年発明工夫展2022

２．日本代表
　令和3年度における当協会主催事業（第80回全日本学生児童発明くふう展、第44回未来の科学の夢絵画展）において、優秀な成績を収めた以下の22作品25名を日本代表として選定。

３．結果
　金賞9作品、銀賞3作品、銅賞7作品、特別賞3作品

（【】は所属する少年少女発明クラブ）

●発明くふう部門

金賞

嘉手納杏果	「しまるん」私立東海大学附属相模高等学校中等部1年
新井　結仁	「転落防止！音のカーテン」高崎市立北部小学校6年【高崎】
伊東　慶介	「マイクロ風力発電機を用いた殺菌装置」福岡県立福岡工業高等学校3年
佐伯　龍哲	〃　　　　　　　　　　　 2年
杉本　　瑛	〃　　　　　　　　　　　 2年
杉本幸太郎	「そよ風　Window」私立帝京大学可児高等学校1年

銀賞

佐藤　優衣	「フィジカルディスタンス補助装置」私立桜の聖母学院高等学校2年
川上　将太	「しんせつなビニールロール」浜松市立広沢小学校3年
髙橋健太郎	「どんな幅の溝でもきれいにゴミが取れる～「扇子塵取り」～」　大分市立明治小学校5年【大分】
髙橋孝太郎	〃　　　　　　　　　　　 2年

銅賞

市毛　琉月	「キッチンマルチなべしき」日立市立泉丘中学校1年
阿久津希海	「こぼれない定食セット」町田市立小山田中学校1年【町田市】
宇賀持琴音	「まきやすい指用絆創膏」結城市立江川北小学校4年

特別賞

杉山真桜子

「楽チン！リュックｄｅ自転車」群馬県立中央中等教育学校2年【高崎】

●絵画部門

金賞

小濱　朱音	「水質改善プランクトンカプセル」湖西市立岡崎中学校2年
萩原　竜誠	「回遊魚たちで水族館発電」国立群馬大学共同教育学部附属小学校6年
定盛　雅子	「アレルゲン０マシーン」岐阜市立梅林小学校6年
福田紀凪人	「水陸両用　災害時移動式コロニー」高崎市立久留馬小学校5年【高崎】
岡田　真幸	「砂漠化から地球を救えミラクルパワーツリー」　私立岐阜聖徳学園大学附属中学校2年

銅賞

大村　暖乃	「勇気のシール缶づめ」十和田市立三本木小学校4年
長﨑明香音	「バリア型マスク」私立浜松日体高等学校1年
大澤　　岳	「重力すいとりき」山形市立滝山小学校4年【山形】
宮永　苺果	「サステナブルな未来の電気は、ホタル型自立式発光発電」　私立清心女子高等学校1年

特別賞

湯葢　　舞	「まねっこセンサー」国立宮城教育大学附属小学校5年
渡邉　翔大	「宇宙ゴミ収集機」アオバジャパンインターナショナルスクール5年

３．日　程　　10月3日全出展者発表（主催者ウェブサイトにて）
10月3日～25日審査
11月1日結果発表（主催者ウェブサイトにて）

４．審査方法
　各作品2分以内のプレゼンテーション動画を作製し、各国審査員による審査の上、金銀銅の各賞、特別賞を決定。

５．参加の国・地域（10地域）
　ベラルーシ、中国、香港、インドネシア、日本、マカオ、ロシア、シンガポール、タイ、台湾

６．全作品数
　１７０作品

【これまでの世界青少年発明工夫展（IEYI）開催地】

2004年日本（東京）	2005年マレーシア	2006年インド
2007年インドネシア	2008年台湾	2009年ナイジェリア
2010年ベトナム	2012年タイ	2013年マレーシア
2014年インドネシア	2015年台湾	2016年中国
2017年日本（愛知）	2018年インド	2019年インドネシア
2020年台湾（ビデオ審査）	2021年台湾（ビデオ審査）