四国経済産業局長賞
液体の充填方法(特許第4989006号)
【徳島県発明協会】
近藤 雅勝 |
四国化工機株式会社 機械生産技術本部 技術センター 研究開発課 課長 |
植田 道雄 |
四国化工機株式会社 名誉会長 |
実 施 功 績 賞
植田 滋 |
四国化工機株式会社 代表取締役社長 CEO |
本発明は、ジュース、牛乳等の液体を、3500本/ノズル・時(2ピッチ送り)という高速で容器に充填する際の問題点(充填液の泡立ち・飛跳ね・液揺れ)を解決することができる液体の充填方法である。
本発明に係る技術は、間欠的に搬送中の容器が、昇降上死点に達する前の上昇中に充填を開始し、昇降上死点では容器に所定量の液体が充填された状態(容器が昇降上死点に達する前に充填を開始すると、昇降上死点においては既に充填されている少量の充填液がクッション代わりとなって泡立ち・飛跳ねを抑制する)とし、その後、充填ノズル先端部と容器内の液面との距離を適正に保つように、容器を下降させながら充填を行うものである。
本発明では、搬送コンベアの停止時間を長くすることなく、高速生産時の容器頂部のシール不良の原因となっていた充填液の泡立ち・飛跳ね・液揺れの発生を効果的に抑制することができるものとなる。
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