文部科学大臣発明奨励賞
高熱伝導シート(特許第4807302号)
【北海道発明協会】
久保 和彦 |
パナソニック株式会社 回路部品事業部 北海道工場 技術グループ PGS技術チーム チームリーダー |
大内 実 |
パナソニック株式会社 回路部品事業部 北海道工場 技術グループ PGS技術チーム 主任技師 |
玉置 充 |
パナソニック株式会社 回路部品事業部 北海道工場 技術グループ PGS技術チーム 主任技師 |
河村 典裕 |
パナソニック株式会社 回路部品事業部 北海道工場 技術グループ(韓国駐在) 主事 |
船場 正志 |
パナソニック株式会社 回路部品事業部 北海道工場 技術グループ(米国駐在) 参事 |
実 施 功 績 賞
津賀 一宏 |
パナソニック株式会社 代表取締役社長 |
本発明は、スマートフォン等の内部に発熱部品を有する携帯機器の、発熱部品で発生した熱の熱拡散や放熱を行うために用いられる放熱部品に関するものであり、本発明の熱対策を十分に行うことにより、スマートフォンの高性能化、使用感の向上に貢献することができるものである。
黒鉛を主成分とするグラファイトシートと、グラファイトシートの一方の主面を覆う第1のカバー層と、グラファイトシートの他方の主面を覆う第2のカバー層とを有し、第2のカバー層の厚みが第1のカバー層の厚みよりも厚くなるようにし、第1のカバー層よりも第2のカバー層の熱抵抗を大きくした放熱部品である。
以上のように放熱部品を構成し、第1のカバー層を、発熱部品と対向する面に配置することにより、発熱部品に対応した位置に発生するヒートスポットを緩和することができるものである。
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