文部科学大臣発明奨励賞
見えないドットコードによる自動認識技術
【発明協会(東京)】
吉田 健治 |
グリッドマーク株式会社 代表取締役 工学博士 |
本発明は、印刷媒体のデザインを制約しない新しい二次元コード技術に関するものである。
携帯電話、スマートフォンのカメラで読み取り可能な二次元コードによりURLを入力する等の入力処理をする技術が普及しているが、従来の二次元コードは可視的に印刷されるため、デザインを重視する印刷メディアでの利用が避けられていた。
本発明は、印刷物に目に見えないドットパターン(商品名:Grid Onput)をデザインに重ねて印刷し、スキャナーでドットパターンを読み取り、ドットコードを復号するという、デザインと共存可能な新しい二次元コードを用いた自動認識技術である。
ドットパターンは既存のインクと印刷機器により印刷可能であり、音声教材、カードゲーム、セキュリティシステム等の向上に貢献している他、それら以外のあらゆるエレクトロニクス技術との連動が可能であり、その為の周辺特許の件数は国内だけでも60件に及ぶ。
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